「コロナ・ストレス」を癒やすには?
ー不安を鎮める7つのアクションー
新型コロナウィルスの影響で生活が大きく変わり、終わりが見えない不安な日々が続いています。
テレビもネットも、新型コロナウィルスのニュースであふれかえり、気持ちが落ち込んだり、気が張り詰める毎日を送っている方も少なくないのではないでしょうか。
「正直、心身共に疲れ果ててしまった」「いつになったら外に出かけたり、みんなで笑い合えるようになるのかしら?」「この先、一体どうなってしまうのか不安で仕方がない」・・・多くの方がこのように感じていることと思います。
そこで「コロナ・ストレス」を和らげ、不安な気持ちを癒やすための、7つのアクションをお伝えします。
1.コロナ・ストレスを和らげる「3つの原則」
私たちは今、これまで誰も経験したことがない終わりの見えない脅威にさらされています。
怖いニュースや噂が次々に舞い込んできて、常に緊張を強いられ、ストレスフルな毎日を過ごさざるを得ません。
このような状況では、視野も狭まり、体も心も緊張し、次第に感覚も麻痺してしまいます。そして、そうなってしまうと、ますます不安な気持ちやイライラが募り、悪循環に陥ってしまいます。
けれども、これと反対のことを行えば、ストレスの悪循環を断ち切ることができるのではないでしょうか。
つまり、
- 視野を広げること
- 体を緩めること
- 積極的に五感をつかうこと
この3つの原則に乗っ取った行動を取ることで、気持ちに余裕ができ、不安な気持ちを紛らわせることができます。
意識してこれらの行動を取ることで、不安な気持ちになってもすぐに自分を取り戻せるようになりますし、日頃から不安やイライラに駆られにくい精神状態を作ることができます。
1)「視野を広げる」アクション
■ネットやテレビのニュースから離れる時間を増やす
危険を避けるために、情報はとても大切なものです。
ですが、長い時間ネットニュースやワイドショーを漫然と見続けてしまうと、不必要にたくさんのネガティブな情報にさらされ続け、不安や落ち込みをますます悪化させてしまいます。
必要な情報を手に入れるためには、実は1日1ー2回、新聞やテレビのニュース番組、報道機関のネット配信記事などを確認するだけでも充分です。
一日の中でニュースをチェックする時間を決めて、テレビやネットのニュースに触れる時間を少しずつ減らしてみてはいかがでしょうか。必要な情報はきちんと手に入りますし、何よりも不安やストレスを大幅に減らすことができます。
テレビやスマホを見ることに費やしていた時間を、大切な人たちと話をしたり、少しでも楽しめることをする時間にあててみましょう。不安なニュースに乱されていた心がだんだんと穏やかに変わることを感じられると思います。
■目線を斜め上に上げてみる
長い時間、下を向いてスマホを見ていると、どうしても姿勢が悪くなり、息が詰まり気持ちも塞ぎやすくなってしまいます。
気がついた時に、下に向いていた目線を斜め上に上げて、首を伸ばしながら、深く鼻で深呼吸をしてみてください。
簡単に気分を切り替えられ、気持ちもだんだんと落ち着いてきます。
■心の声を「広がりのある言葉」に変える
「絶対に~でなければいけない」「絶対に~になったら嫌」「こんなことをするなんて、あり得ない!」・・・。
このように思っている時、実は「こうでなければいけない」という視野の狭い考えに陥ってしまっています。
そうすると、もし自分が期待していた結果と違うことが起きてしまった時、とても大きなショックを受けますし、大きな不安やパニックを引き起こしてしまうかもしれません。
思いがけないことが起きそうな時、起きてしまった時こそ、あえて「広がりのある言葉」を心の中でつぶやいてみましょう。
- 「思っていたようにはいかなくても、大丈夫。きっと何とかなる。何とかしてみよう。」
- 「こんなことも、あり得ることだわ。」
- 「こんな人もいるのね。でも、私はそうならないように気をつけよう。」
そうするとだんだんと冷静になり、感情に振り回されて疲れてしまう・・・なんてことも防ぐことができます。
2)「体を緩める」アクション
■「バレエ深呼吸」でリセット&リラックス
バレリーナが日頃から行っている「ポール・ド・ブラ」という動きを使った深呼吸法を紹介します。
鼻で深く呼吸をしながら、腕をゆっくりと柔らかく動かすのがポイントです。心と体がじんわり緩んでいくのを感じてみてください。
- 肘を軽く曲げて、両腕をおへその15cm下の高さにセットする
- 鼻から息を軽く吸いながら、腕を持ち上げ、胸の前の高さで止める
- 鼻から息を軽く吸いながら、さらに腕を頭の上まで引き上げる
- 鼻から息をゆっくりと吐き出しながら、両腕をふわりと横に開きながら、みぞおちの高さまで手を下げる
これを、数回繰り返します。
毎朝の習慣にしても良いですし、ストレスや不安で息が詰まりそうな時に行うと、高ぶった気持ちをリセットすることができるのでオススメです。
■眠る前に数分間だけストレッチをする
心がこわばっている時には、実は気づかぬうちに体もこわばっています。
緊張が続き、体にたまってしまった一日のこわばりを、眠る前にストレッチでほぐしてあげましょう。
体のこわばりが取れて、柔らかくなってくると、自然と心もほぐれてきます。
長い時間をかける必要はありません。毎日ほんの数分だけでも良いので、頑張っている心身をほぐして楽にしてあげてくださいね。
3)「積極的に五感を使う」アクション
■五感を喜ばせる時間を持つ
気持ちが塞ぎ、不安で落ち着かない時、周りが見えなくなっていたり、味や香りを感じる余裕がなくなったりしていませんか?
ぜひ、毎日少しずつでもよいので、五感に心地よいと感じることをしてみてください。
例えば…
- 美しいものやかわいらしいものを見る
- 心が温まるような内容の本、美しい文章を読む
- 花を飾る、庭や公園の花を見に行く
- 心地よい音楽を聴く
- お気に入りのスイーツを食べる、良い香りのお茶やコーヒーを飲む
- 好きな香りの香水やボディークリーム、入浴剤を使う
- アロマオイルやお香を焚く
- 肌触りの良い生地の服を着る・・・
なんでも結構です。
五感を刺激して働かせることで、狭くなった視野も広がります。自分の感性が喜ぶものに触れると、誰でも理屈抜きで幸せな気持ちになれます。
自然と心も癒やされ、元気も沸いてくるハズですよ!
■自分のための「小さなおしゃれ」を取り入れる
おしゃれをしてお出かけすることもなくなり、毎日、ノーメイクにいつも同じような服ばかり・・・身なりに構わなくなると、いつの間にか気持ちのハリもなくなってしまいますよね。
そればかりか、鏡でやつれたように見える自分の姿を見てしまったら、さらに気持ちも落ち込んでしまいますよね。こんな時には、ほんの少しだけ、自分のための「小さなおしゃれ」をしてみてはいかがでしょうか。
例えば…
- 眉を描き、リップ・チークをほんのりと色づかせる
- お気に入りのピアス、ブレスレット、小さなブローチ、ネックレスなど、アクセサリーを何か一つだけつける
- キレイな色のトップスやスカートを身につける
- 好きな香りのヘアコロンや香水をほんの少しだけ身にまとう・・・
どれか一つだけでもOKです。
メイクで明るい色を取り入れたり、キレイな色の服やかわいらしいアクセサリー、心地よい香りを身にまとうだけで、顔色が明るくなり、若々しく元気に見えます。さらに、気分も上がって前向きになりますし、気持ちもシャン!と引き締まってきますよ。
おわりに:「心・体・感性」を開いて、ストレスに負けない毎日を送りましょう!
未曾有の事態が続き、先の見えない日々を過ごしながら、誰もが大きなストレスを抱えています。長引くストレスでこわばってしまった心を癒やすには、「心と体、感性を開くアクション」を意識的に取るようにすることが大切です。
制約のある生活の中で、自分のことはついつい後回しになってしまいがちですが、「心と体に心地よい自分だけのための時間」を毎日、ほんの少しでも取るようにしてみてくださいね。
少しでも、皆様の気持ちが楽になるようなヒントになりましたら幸いです 。
最後に、「しあわせ美人」編集長・マダム由美子から、読者の皆様へ 「マダム由美子より皆様のご健康とお幸せを願うメッセージ 」をお送りいたします。よろしければ、ぜひご覧ください!
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