「おばさんマインド」を「エレガンスマインド」に変換するための10の心がけ
ーいつまでも若々しい気持ちをなくさないためには?ー
実は、「おばさん」かそうではないかを分けるのは、年齢ではないことにお気づきですか?
ついつい、おばさんっぽい振る舞いをしてしまう原因は、おばさん特有の考え方=「おばさんマインド」が染みついてしまっているから。
誰でもついつい陥ってしまいがちな「おばさんマインド」という落とし穴。少しでも早く撃退して、凜とした大人の女性の考え方=「エレガンスマインド」に変換してしまいましょう!
今回はおばさんマインドに陥らず、エレガンスマインドを持ち続けるための、10個の心の持ち方についてお伝えします。
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もしかして「おばさんっぽい」って思われてる!?ー「おばさん」行動の特徴と改善方法ー
1. 気を付けたい5つの「おばさんマインド」
周りから不評を買ってしまう、おばさんっぽい振る舞い。その原因になっているのは、以下のような「おばさんマインド」です。
- 自分の都合や欲を最優先してしまう「ずうずうしさ」
- 不平不満、グチや陰口などの「ネガティブな会話」
- 年齢に対する自虐的な言葉
- 女性らしさの放棄
- 思い込み・決めつけなどの「視野の狭さ」
こうした心のあり方がおばさんぽい振る舞いとなって現れ、周りに不協和音を起こしてしまうのではないでしょうか。
けれどもこれらの心のあり方は、実は年齢に関わらず、誰もがつい陥ってしまいがちな「人間の弱さ・性(さが)」といってもいいもの。
こうした弱さを放置したまま年齢を重ねてしまうと、だんだん修正が効かなくなり、体に染みついてしまった結果、行動までもが「おばさんっぽい」人になってしまうのかもしれません。
けれど反対に、この「弱さ」をきちんと知り、自分の心や振る舞いを顧みながら磨いていくことで、周りも自分も心地よい「心のあり方」=エレガンスマインドを身につけることができるのではないでしょうか。
2.「おばさんマインド」を「エレガンスマインド」に変換する10個の心がけ
1)「自分ばかり」にならないー「自分100%」+「相手100%」を心がける
自分の幸せだけを追求して生きていると、知らないうちに周りの人に「いらだち、妬み、恨み」を感じさせてしまいます。自分の幸せだけを最優先してしまう人は、一時的にはハッピーなように見えても、長い目で見れば幸せな人間関係を築くことはできません。
常に、「相手も楽しんでいるかしら?」と自分だけではなく、相手の幸せも考える習慣を身につければ、周りの人にも愛され、自分もいつも幸せな気持ちで過ごすことができます。
2)人のせいにしない
周り人の言動やトラブルでイライラしてしまうと、つい人のせいにしたくなるもの。
けれど、相手を責めたり、陰で不満を吐き出しても、一時的にすっきりするように感じるだけ。余計にトラブルが大きくなったり、心もモヤモヤするばかりで、結局、何もいいことはなかった・・・そんな経験はありませんか?
そういう時は、なるべく早く怒りを流して「自分にも相手にも優しさをちりばめる」のがポイントです。
「自分にも落ち度はなかったかしら?」
「相手にも何か事情があったのかも?」
「お互いにイライラしていただけかも?」
「もしかすると、悪気はなかったのかも?」・・・
そういう風に客観的な目で見るようにすると、すっと冷静になり、怒りやいらだちを受け流すことができます。
思わずイライラしてしまいそうな時には・・・
関連記事:
イライラをすぐに解消できる4つの対処方法ーイライラに飲みこまれず「幸せオーラ」を漂わせる秘訣とは?
3)「もし、自分がされたらどう思う?」という視点を持つ
周りを不快にさせない心がけのポイントは、相手との「調和とバランス」を保つこと。
そして、周囲との調和を保つためには、「相手の心に寄り添うこと」がとても大切です。
「もしこんなことを自分がされたら、嫌な気持ちにならないかしら?」
「どうしたら、相手の方に心地よい時間を過ごしていただけるかしら?」
「どのように接したら、喜んでもらえるかしら?」・・・
こんなふうに相手の心に思いをはせることで、「ずうずうしい」と思われてしまうような行動を慎むこともできますし、その場にふさわしく、誰にとっても心地よい振る舞いができるようになります。
4)「自分のモノサシ」で人や物事の良し悪しを判断しない
「当然、~すべき!」
「こうした方が絶対いいわよ!」
「普通、こんなことしないでしょ!」
「ありえない!」・・・
こんなふうに、相手に自分の考えを押しつけてしまったり、人の行動にいらだってしまう時、実は「自分にとっての常識」=「自分だけのモノサシ」で物事をジャッジしまっていることが少なくありません。
けれど、このモノサシ、そもそも、その人の立場や生まれ育った環境によって違うもの。自分と全く同じモノサシを持っている人など、この世にはいないのです。
「自分の思うとおりに、自分のモノサシにかなった行動をしてくれる人など、そもそもいない」、「意見が分かれることも当たり前」と心得ておくと、相手の行動にイライラしなくなり、トラブルを避けることもできます。
自分がどんなモノサシを持っているのかに気づき、少しずつ減らしていくようにすれば、物事を見るときの視野も広くなり、おおらかな気持ちで過ごせるようになります。
5)「人への不満・いやなことを考える時間」より、「楽しいことを考える時間」を増やすようにする
腹の立つこと、嫌なことばかり考え続けていると、気持ちも塞ぎ、相手への不満も膨らむばかり。そんな不穏な空気感は周りに自然と伝わりますし、グチや陰口を言ってしまえば、周りの人にも嫌な気持ちを伝染させてしまいます。
何より、嫌なことを考えて続けたり、グチをこぼしている時の表情は、「キレイ」からはほど遠いものですよね。
こんな時、必要な解決策や対策について考えたら、もうそれ以上は嫌なことを考え続けず、意識してスイッチを切り替えるようにしましょう。
ポイントは、「自分が楽しくなること、ウキウキすること」を考えること。
あらかじめ「楽しいことリスト」を作っておき、できそうなことを実践してみるのもいいかもしれませんね。
人間は楽しいことを考えながら、同時に不快なことを考えることはできません。不快な気持ちに浸っている時間をどんどん減らしていけば、自分の心も人間関係も穏やかなものに変わっていくでしょう。
6)「もう年だから」「おばさんだし」「どうせ無理」と言わない、思わない!
自分が発する言葉は、すべて自分の脳が聞いています。
「もう年だから」という言葉を発するだけで、無意識のうちに脳が「私はもう年寄り。若さなんて、もう必要ない!」とインプットしてしまい、体も振る舞いも、心までもが本当に年をとってしまうといいます。
今日から、年齢に対するネガティブな言葉は厳禁!
反対に、
「まだまだこれから」
「ますます素敵に磨かれていく」
「きっとできる!」
「挑戦してみよう!」
とポジティブな口癖に変えていきましょう。
7)女性らしい優しい言葉やしぐさを取り入れる
女性らしさとは、けして年齢と共に衰えてしまうものではありません。
女性らしさは、美しいものを愛する感性、人に対する優しさ、温かな慈しみ、育みの気持ちからなるもの・・・
むしろ、年齢を重ねて磨きあげていくほどに、その人らしい美しさとなって輝くものではないでしょうか。
女性らしさを心に内蔵しておくと、誰でもいつからでも美しく変身することができます。
まずは、言葉遣いやしぐさに、ほんの少し女性らしさのエッセンスを加えるだけで、気持ちも物腰も自然と柔らかくエレガントに変わっていきます。
女性らしい言葉遣いやしぐさについては、こちらの記事を参考にして実践してみてくださいね。↓
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男性に大切にされる女性はしぐさ美人<後編>ー「特別な女性」になれるしぐさのポイントー
8)「きれいでいたい気持ち」や「素直なときめき」を否定せず、行動に移す
外見に女性らしさを加えるためのポイントは、
- 自分の中の「きれいでいたい気持ち」を正直に受け止め、日頃から実践すること
- 「素直なときめき」に従って行動してみること
例えば、
- 家にいる時にも簡単なメイクをする(チークやリップだけでもつける)
- 素直に「かわいい!」と心ときめいたものを身に着ける(綺麗な色のチークやリップ・お気に入りの香水をつける、華やかな色やデザインの服・アクセサリー・靴を身に着けるなど…)
- 髪型・ヘアカラーを少し変えてみたり、ヘアケアを丁寧にする
- エステやマッサージに行く、新しいボディーケアアイテムを投入する
など、少しずつでも行動してみると、自分らしい女性らしさがわかってきて、自信も持てるようになります。
9)本当はやってみたかったことをする、新しい趣味・スポーツを始めてみる
いつもと同じ環境、同じメンバーに囲まれていると、どうしても新鮮な気持ちになりにくく、つい惰性で毎日を過ごしてしまいがち。惰性はそのまま、心身の老化につながってしまいます。
そこで、今からでも、新しく楽しめそうなことにチャレンジしてみては?
自分でも知らなかった自分の意外な一面に気づいたり、知らないうちに作ってしまった限界や閉塞感を打ち破ることで、日々、新しい自分にアップデートしていきましょう!
10)感謝の気持ち、謙虚な心を忘れない
人間は年齢を重ね、沢山の経験を積んでいくと、つい自分の力だけで物事を成し遂げたように感じ、自分を過信してしまいがち。
結果、「してもらって当然」と傲慢な態度をとってしまう人も少なくありません。
そうならないためには、
「自分が今あるのは、周りの人のおかげ」
「自分一人の力では何もできない」
と意識して感謝の気持ちを持つように心がけることが大切。
感謝の心を持ち続けていれば、自然と傲慢さ、図々しさや人を妬む気持ちも生まれにくくなります。
まずは、お店で買い物をする時、家族に手助けしたもらった時など、どんな些細なことでも、人に何かをしてもらった時に、「ありがとう」をきちんと伝えるようにしましょう。
こうしてみることで、実は感謝できることが身の回りにあふれていることに気づけますし、謙虚な気持ちを持ち続けることができます。
そして、感謝や思いやりの気持ちは、自分に対しても忘れずに与えてあげてくださいね。
「自分で自分を褒めてあげる」習慣を持てば、見返りを求めたり、不満を感じたりすることが少なくなります。
おわりに:脱「おばさんマインド」!自分の中のエレガンスの才能を目覚めさせましょう!
美しさは生まれながらにしてあるものではありません。
特に、大人の女性を輝かせる「エレガンス」は、若さだけでは手に入れられない美しさ。年を重ねるほどに豊かに磨かれ続けていく無限大の美しさです。
「おばさんマインド」を撃退して、エレガンスマインドに変換することで、あなたの中にあるエレガンスの才能を目覚めさせて、生涯にわたってキラキラと輝き続けてみませんか?
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