子供の上手な叱り方
ー「イライラ子育て」から「しあわせな子育て」になるためのママの知恵袋ー
子供が『ヤダー!』と大暴れしてしまう時、心中穏やかではいられないですよね。「外で言うことを聞いてくれないと思わず怒鳴ってしまいあとで自己嫌悪」「ついキツい言い方をしてしまいあとで『母親失格だなぁ・・・』と後悔してばかり」
上手に子供を叱るのは本当に難しいです。
そこで今回は、そんな頑張っているママたちへ心が癒され子育てに希望を持てるような「子供の上手な叱り方」の知恵をお伝えします。
1.「怒るママ」ではなく「叱るママ」を目指す
まず「怒る」と「叱る」とではどう違うのでしょうか?
「怒る」には「腹をたてる」「興奮して気持ちを荒だてる」といった意味があります。「怒る」ときは一時の荒ぶれた感情が爆発してむき出しの怒りの感情に駆られ、きつい言葉や怒鳴り声を上げてしまいがちです。
怒ってしまうと子供の心も傷つき自分自身もかなりエネルギーを消耗してしまい何もいいことはありません。
一方「叱る」には「良い方向へ導く」という「指導」するという意味あいがあり、声を荒だてたり感情のまま言葉をぶつけてしまわないところが「怒る」との大きな違いです。
「叱る」ことを意識すると冷静になれ、きちんと子供に伝えたいことが伝わりやすくなる上に自分自身も疲れず自己嫌悪にも陥りにくくなります。
まずは感情にまかせて「怒ってしまう」のではなく「叱る」ことを意識してみましょう。
そこで上手に「叱る」ためのおすすめの方法を一つお伝えします。
それは、【敬語を使って叱る】こと。
意外に思えるかもしれませんがこれはとても有効な方法なのです。
実際にやってみたママからも「今までどんなに大声で怒っても言うことを聞かなかった息子がすっと言うことを聞いてくれました」「きちんと顔を見て話を聞いてくれました」と好評です。
敬語を交えながら叱ると意外に自分も冷静になれ、伝えたいことを考えながら口に出す余裕もできます。諭すように話すことができるので子供も怖がらずに、話を聞いてくれやすくなるのかもしれません。
公の場でも敬語で叱っていると、周りの人に「ママが子供に怒鳴っている」という印象を与えないのでおすすめです。
子育ては休む暇もなく日々エネルギーを使い果たしてしまうもの。
怒ると心底疲れてしまいます。
「怒る」から「叱る」へ。意識をちょっと変えてみるだけで、ママの心の疲れ具合やエネルギー漏れも減ってきますのでぜひお試しください。
2.上手に叱るママになるための3つのポイント
1)対等の大人として子供に接する
子供と同じ土俵に立ってしまうと感情が乱れやすくなります。「何でこんなことをするの!?」「何でこんなことがわからないの!?」と怒りの感情も沸きやすくなり手加減のないキツい言葉になりがちです。
子供と同じ土俵に立って怒ったり「子供だからどうせわからない」という気持ちで向かわず、「自分と対等の大人として」子供に接してみることを心がけてみてください。
先ほどお伝えした「敬語をつかって叱ってみる」のも子供を大人のように対等に扱う方法の一つです。
2)子供が暴れたら鼻歌を歌ってみる
子供は欲求が満たされないと振り向いてほしいあまりに泣いたり暴れたりする傾向があります。そんな時おすすめなのが鼻歌を歌ってあげること。
ママが鼻歌を口ずさんで楽しそうな雰囲気を演じていると、子供の気持ちにも変化が起きやすくなります。
子供も安心でき自分の気を紛らわせることもできます。
3) 1日1分の自分満たしをする
子育て中のママは子供にたくさんのエネルギーを与えフル回転の忙しい毎日。自分にエネルギーを注ぐ時間をつくらないとガソリン切れしてしまいます。
どうか毎日少しでも、あなたの心身にエネルギーを注いであげてください。
カンタンにできるおすすめの方法は、ゆっくりと鼻呼吸をしながら目をつぶり、顔・首・胸元・お腹を手でそっと優しくさすること。ハンドパワーには大きな癒やしの力があります。
いっぱいいっぱいになってしまいそうな時や心底疲れ果ててしまった時、「なんで私だけこんなに頑張らなくちゃいけないんだろう・・・」と感じた時、ゆっくり新鮮な空気を吸い込みながらそっと体をさすってじわーっと心と体が癒やされていくのを感じてください。
おわりに:「怒る」のをやめて上手に「叱れる」ようになると自分も子供もハッピーに
無意識に子供を「怒る」のをやめて意識して「叱る」ように心がけるだけでのびのびと子育てができ自分も疲れなくなります。
子供を対等に扱って上手に叱ってあげながら、エネルギー切れを起こさないよう自分自身も満たしてあげてくださいね。
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