大人の女性こそ身につけたい
ー「やさしく上品な話し方」になるための6つの方法ー
「きれいなひと」と言われる女性は「話し方もやさしく上品な人」が多いと思いませんか？
けれど自分が普段どのように話しているのかなんてなかなかわからないもの。 自分ではそんなつもりはないのに周りからは「言い方がキツい」とか「話し方が子供っぽい」などと言われてしまうことも。
今回は大人の女性が身につけておきたい「やさしく上品な話し方」になるための6つのポイントをご紹介します。
1．乱暴な言葉はNG！できるだけ美しい言葉を選んで使う
普段あなたはどんな言葉を使っていますか。無意識のうちに乱暴な言葉やあまりきれいではない若者言葉を使ってしまうことはありませんか。
使う言葉によっては相手が受ける印象が変わってしまうだけでなく、自分自身のセルフイメージまでもが左右されてしまいます。
美しい言葉を発すると自然と気持ちもやさしく穏やかになり、自分の脳も「私はやさしくきれいな女性なんだ」と認識します。
反対に乱暴な言葉を使えば脳は「私はキツい性格で粗野な女性なんだ」と認識してしまい、自分の心まで荒んでしまうことに。
意識して口にする言葉を美しいものや丁寧なもの、響きがきれいなものに変えてみてください。あなたの心や振る舞いも自然とやさしく洗練されたものに変わっていくはずです。
2．微笑みながら話す
ナレーションのお仕事をされている方によると「声にも表情があり、声だけでも表情が伝わってしまう」そうです。
笑顔は見た目でも相手に好印象を持ってもらえるのはもちろんですが、笑顔で話すと声までキラキラと輝いてやさしく聞こえるのだとか。 電話で話す時にも笑顔で話したいものですね。
3．ボディーランゲージを大切にする
話す内容と同じくらいに気をつけたいのがボディーランゲージ。ポイントは胸元を相手に向けること。顔だけを相手に向けるのではなく、しっかりと腰をひねって胸元も一緒に相手の方を向くようにしてみましょう。
そうすると相手も「自分のことを気にかけてくれている」と感じて好印象を持ってもらえます。
4．早口で話さない「ゆっくりと書くように」話す
怒っている時や興奮している時、急いでいる時つい早口で話してしまいますよね。早口は「怒りや興奮、急いでいる」という暗黙のサインでもあります。
早口で話してしまうとこちらはそのつもりがなくても相手は
・責められている
・急き立てられている
・落ち着きのない人…
と感じてしまいやすいのです。
反対にゆっくりと話すだけで相手に安心感を与えることもでき言葉にも重みが出て
・知的
・品がある
・信用できる
という印象を与えることができます。ゆっくりと話すコツは書くように話すこと。
頭の中で文字を書くようなイメージで話すと一語一語はっきりと丁寧に話すことができますよ。
5．「山を描くように柔らかなイントネーション」で話す
「言い方がキツい」と言われるのは言葉のイントネーション（抑揚）のつけ方のせいでキツく聞こえてしまっているのかも。言葉を発するときははじめから大きな声を出さないことがポイントです。
- やわらかく軽い発音で話しはじめ
- 二、三文字目から少しずつ発音を大きくしていき
- 終わりに向かい少しずつ音を小さくしていき最後はすっと口を閉じる
「なだらかな裾野から山頂に向かうように音を大きくしていき、なだらかに山を下るように次第に音を小さくするようなイメージ」です。
この話し方を意識するだけで相手にやさしく女性らしい印象を与えられます。
反対にはじめから大きな声を出したり言葉の途中で極端に声の大きさをかえてしまうと「怒っているのかな」と思われてしまうのでご注意を。
6．語尾を伸ばさない
「こんにちはぁ～ ご機嫌いかがですかぁ～？」
こんな風に語尾を伸ばしてしまうとどんなにきれいな言葉を使っていても「子供っぽい印象」になってしまいます。
語尾を伸ばさないようにする時意識したいのは言葉を発した後に口をきちんと閉じること。口を閉じるときにすっと唇を中心に集めるようにすると、自然と語尾がふんわり柔らかくまとまって大人の女性の話し方に早変わりします。
おわりに：「やさしく上品な話し方」をマスターして、大人の愛され美人に
やさしく上品な話し方ができると男性はもちろん、上司や同僚、友人や子供たち誰からも愛されるようになってきます。また美しい言葉を使っていると自分自身も言葉に影響されて振る舞いも美しく心も優しく穏やかに変わるメリットも。
周りも自分もハッピーにしてくれる「やさしく上品な話し方」。ぜひ普段の会話から少しずつ取り入れてみてください。
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