オードリーの美の秘訣!
ー「魔法のエレガンスルール」5選ー
銀幕の妖精、オードリー・ヘップバーン。没後30年ちかく経った今でも、世界中の人々から愛され、女性たちの憧れの存在であり続けています。
私たち女性が、オードリーに憧れる理由・・・それは彼女の明るく美しい笑顔、やさしい気品に満ちた立ち居振る舞いなど、彼女のエレガンスにあるのではないでしょうか。
今回は、知られざる「オードリーのエレガンス」の秘密と、誰でもオードリーのような立ち居振る舞いができるようになる5つのルールについてお伝えします。
1.オードリーの「気品あるエレガンス」の秘密とは?
オードリーのたたずまいと表情は、他のどのハリウッド女優と比べても、際だって品があり、美しいですよね。その理由は、オードリーが「元・バレリーナ」だったからなのです!
実はオードリーは女優としてデビューする前は、プロのバレリーナを目指していました。幼い頃からバレエのレッスンに通い、世界的にも有名なロンドンのバレエ学校で本格的なトレーニングまで受けていたそうです。
体型や家庭の事情で、泣く泣くバレリーナの夢を諦めることになったのですが、長年身につけたバレエのテクニックは、オードリーの体の隅々までしみこんでいました。
そのバレエのテクニックが、オードリーの唯一無二の魅力を作り上げていたのです。
そもそもバレエは、中世ヨーロッパの時代には、あらゆる動きや所作を美しく見せるために、両家の子女たちの間で、社交界に出るための必須の教養として広くレッスンされていたという歴史があります。
そのため、バレリーナの動きは、どの角度から見ても美しく、上品に見えるように計算して作られているのです。
そして、バレリーナでもあったオードリーももちろん、自分の動きを美しく見せるテクニックを知り尽くしていました。やがて、バレリーナの気品をまとったオードリーは、ハリウッドの名監督の目にとまり、映画「ローマの休日」に大抜擢!主役のプリンセス・アン王女を演じることになったのでした。
この時、オードリーはアン王女を演じるにあたり、あらゆる動きや振る舞いが、チャーミングかつエレガントに見えるように「バレエのテクニック」を使ってお芝居をしたそうです。
その結果、本物のプリンセスのような美しい立ち居振る舞いをするオードリーに世界中が魅了され、チャーミングで気品あふれるプリンセス、アン王女はオードリーの当たり役となったのです。
そして「ローマの休日」だけではなく、「麗しのサブリナ」、「ティファニーで朝食を」などの作品の演技でも、オードリーのバレエテクニックが活用されているのです!
次の章では、誰でも簡単にマネできる「オードリーの魔法のエレガンスルール」をご紹介します。
2. オードリーの「魔法のエレガンスルール」5選
Rule1:心をつかむ「笑顔の魔法」
オードリーの一番の魅力は、なんといってもチャーミングで明るい笑顔!オードリーの様な笑顔作るポイントは、「口角を思い切り上げること」
- まず、普段の笑顔よりも1cm口角を上げるような感じで「3割増し」の笑顔を作りましょう。
- 次に、まぶたもしっかりと開きましょう。
オードリーのような「ぱっちり目元」をイメージしてみて下さいね。
キュッと上がった口角とぱっちりと開いた目を意識するだけで、誰から見ても明るく親しみやすい女性に見えますよ。
Rule2:上品でやさしげな「まなざしの魔法」
伏し目がちで相手と目を合わせずにいると、自信がなさげに見えたり、暗い印象を与えてしまうかも・・・。それにもしかしたら相手の方は「あまり好かれていないのかしら?」と、不安に感じてしまうかもしれませんよね。
オードリーのように相手に安心感を与えつつ、品良く見えるまなざしを作るポイントは、「目線の高さ」にあります。
- まず、鼻先をすっと上げるようにして、あごの下にリンゴ一個分の空間をつくるようにします。
- 次に、片手を眉毛の上に置き、そのまま地面と平行にまっすぐに前に手を伸ばしましょう。
- その手の伸ばした指先を見るようにすると、「エレガントな目線」の完成です!
目線をが高すぎるように感じるかもしれませんが、実は周りから見ると、この目線の高さが一番美しく品良く見える位置なのです。
普段の生活でこの目線を保つようにするには、「鼻先で物を見る」ようなイメージを持つと、自然とオードリーの目線を作ることができます。
Rule3:プリンセスのような「立ち姿の魔法」
周りから見た時に、一番その人の印象を左右するのは、「姿勢」です。
オードリーが、常にプリンセスのような凜とした気品を醸し出しているのは、いつもまっすぐな美しい姿勢を保っているから・・・。
美しい姿勢を作るポイントは、「後頭部からかかとまでが一直線になるように、体の軸をまっすぐにする」こと。
この姿勢をマスターするために、簡単なエクササイズを一つお伝えします。壁に背中を向けて立ち、「後頭部、肩甲骨、腰、ふくらはぎ、かかと」の5点をピッタリと壁につけるだけ!
繰り返し練習していると、だんだんと体の軸がまっすぐに整ってきますので、ぜひ試してみてくださいね。
さらにもう一つ、オードリーのような落ち着いたオーラを作り出すポイントが、「開かれたデコルテ(胸元)」です。
- まず、背中の肩甲骨同士を中央に寄せるようにして、肩を開きます。
- 次に、首をすっと上に伸ばし、両手で両肩をぐっと下に引き下げましょう。
こうすることで、肩こりや猫背も解消できますし、プリンセス・オーラあふれる美しい上半身を作ることができます。
Rule4:大人の女性の品格を生み出す「足元の魔法」
まっすぐな姿勢が作れるようになったら、仕上げに足元も美しく整えましょう。実は、私たち日本人女性に多い「内股」は、バレリーナにとっては「絶対的にNG」な足元です。
内股は、姿勢がゆがんで醜く見えてしまうだけでなく、本当に足が曲がってO脚になってしまったり、腰や背中がゆがんでケガにもつながるなど、美しく見せるためには「百害あって一利なし」なのです。
実際に、オードリーがハイヒールを履きこなして凜として立っている足元をみると、「両方のかかとを体の中心に向ける」ようにして立っています。
この立ち方は、「かかとを体の外側に向ける」内股とは真逆の立ち方で、バレリーナの動きの基本となる、美しい足元の演出法なのです。
特に、立っている時や座っているときには、「バレエの3番足」といわれるポジションに足を整えるのがおすすめ。
誰でも足が長く、細く、しかもエレガントに見えるんです!
- まず、かかと同士をつけて、つま先同士を少し開くようにします。
- 次に片方の足の土踏まずの内側に、もう片方の足のかかとをつけましょう。
たったこれだけで、まるで女優やモデルのような大人の女性の美しい足元を演出できますので、ぜひ待ち合わせの時や、電車やカフェで座っている時などに実践してみてください!
Rule5:いつでも写真で美人映え!「角度の魔法」
最後に、写真を撮ったりする時に、体が細く立体的に見える「オードリーの魔法のテクニック」をご紹介します。方法はとっても簡単。
写真を撮られる時に、「体を右か左斜め45度」に向け、「顔だけを正面」に向けるだけ!
このときに、デコルテを開いて、足元を「バレエの3番足」に整え、「オードリーの笑顔」を作ることも、どうぞお忘れなく。
これだけで、普段のちょっとしたスナップ写真や集合写真も、見違えるように美しく変わりますので、ぜひ試してみてくださいね。
おわりに:「魔法のエレガンスルール」でオードリーのように輝きましょう♪
いかがでしたでしょうか?多くの女性が一度は憧れる、「永遠の妖精」オードリー・ヘプバーン。前向きで人間愛にあふれた彼女の生き方は、バレエで培われた美しい立ち居振る舞いにも自然と醸し出されています。オードリーのように、ちょっとしたバレエテクニックのポイントさえ知っていれば、誰でも身につけられる「魔法のエレガンスルール」・・・是非、普段の暮らしで取り入れてみて下さいね!
●このマガジンの編集長でもあるエレガンシストのマダム由美子は、オードリーの立ち居振る舞いを長年にわたって研究し、「オードリー・ヘップバーンの気品ある美しさ」(総合法令出版)という本を出版しています。
「オードリーの美しい動きや振る舞い、生き方の秘訣をもっと知りたい!」と思われた方は、ぜひこちらの本もお手に取ってみてください♪
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