ずっと一緒に仕事をしたいのは「感じの良い女性」!
ー職場で一目置かれる女性になるための6つのテクニックー
職場や取引先で人気のある女性は、「この人とはまた仕事をしたいな」と誰もが感じる人ではありませんか?
彼女たちが多くの人に「また仕事をしたいな」と思ってもらえる理由は、「感じが良い」振る舞いが自然にできるからなのです。
「感じが良い」と思われる振る舞いは、コツさえ分かれば誰にでも身につけることができます。
今回は、今日からオフィスで実践できる簡単なテクニックをお伝えしましょう。
■仕事で「感じの良い人」と思われるポイントとは?
確かな成果が求められる仕事上での「感じの良さ」では、プライベートでの「感じが良さ」とは、少し違います。
職場で求められる感じの良さのポイントは、
- 仕事を任せられる信頼感・安心感があること
- 温和な人柄で感情的バランスが取れていること
- 気遣いができ、周りの人との調和が取れること
ではないでしょうか?
この3点を踏まえて、オフィスでのシーンごとに「感じが良いな」と思われる具体的なテクニックをお伝えしましょう。
1. 立ち姿勢を整えて「デキる女性」に
人に対する印象を大きく左右する外見の見た目。
特に立ち姿勢の善し悪しはとても重要で、人は相手の姿勢を見て、その人の能力、性格、意欲を無意識に判断していると言われています。
姿勢は、ビジネスの成否を左右してしまう可能性すらある大切なポイントなだけに、「仕事ができて信頼できる女性」に見えるような立ち姿勢を身につけておきたいですね。
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2. 心があたたかくなるような毎日の挨拶テクニック
朝、出勤して同僚と顔を会わせた時や廊下やオフィスで同僚とすれ違った時、お手洗いやエレベーターで偶然居合わせた時・・・どのように挨拶をされていますか?
とっさのことで話題も思いつかないし、お互いになんとなく気まずい感じになり、去り際に頭だけ下げる・・・なんてこともあるかもしれませんね。
そんなときは、無理をしてたくさん話をしようとしなくても、しっかりと笑顔を作って、「こんにちは!」と明るく声をかけるだけでも大丈夫です。
ポイントはこちらから先に、いつもの3割増しの笑顔を浮かべて声をかけること。
先に笑顔で挨拶してもらえただけで相手はとても安心できますし、たくさん話をしなくてもあたたかい印象を与えることができます。
また、会釈をする時には、
- 軽く立ち止まって両足を揃え
- 首の後ろから背中、腰までをまっすぐに伸ばしたまま股関節から少しだけ体を傾け
- 笑顔でゆっくりとしたリズムで体を傾けて戻す
とさらに好印象になります。
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3.第一印象からハートをつかむ名刺交換の仕方
名刺交換で好印象を与えるポイントは、
- きちんと相手に顔を見せて笑顔を届けることと、
- 姿勢をまっすぐに保ち、落ち着いてゆっくりと名刺のやりとりをすることです。
例えば名刺を受け取る側からすれば、頭を下げたまま、表情も分からない状態で名刺を渡されるよりも、ずっと笑顔でいてくれて名刺を渡してもらえた方が、安心感や相手に対する親近感がわきますよね。
また、まっすぐな姿勢でゆっくりと丁寧にやりとりをしてもらえた方が、誠実に対応されているように感じられ、信頼感も増すのではないでしょうか。
具体的な方法をお伝えしますので、ぜひ試してみてくださいね。
- 名刺の持ち方:おへその高さに名刺入れを持ち、両手の指先で名刺入れの手前の角を持つ(渡す予定の自分の名刺は名刺入れの下にあらかじめセットしておく)
- 名刺の渡し方:名刺の手前の角を利き手の指先で持ち、首から腰まではまっすぐに伸ばしたまま股関節から体を傾け、相手の手元にすっとまっすぐに差し出す(「終始、笑顔」がベストです!)
- 名刺の受け取り方:いただいた名刺の手前側の角を片手の指先で持ち、手前に引き寄せる
- 名刺入れの上にいただいた相手の名刺を置き、お名前を確認する(指先が相手のお名前にかからないように注意する)
「キレイに感じ良く見える名刺交換のやり方」を動画で解説していますので、ご参考にしてみてくださいね。
4.安心感を与える会議や打ち合わせでの話の聞き方
緊張感のある会議や打ち合わせの場面。自分が発言する立場だとしたら、聞き手の反応はとても気になるものですよね。
そんなときに「この人は自分の話をきちんと聞いてくれているな!」と思えたら、とても安心できますし、聞いてくれている人に対しても信頼感を感じるのではないでしょうか。
「感じよく話を聞く」際のポイントは、話し手に「信頼感」「誠実さ」「安心感」を感じてもらえるようにすることです。
- 背筋を伸ばして椅子に腰掛ける
背もたれにドスンと寄りかかったり、背中が丸まっていると「あなたの話に不満がある」「疲れた、早く終わってほしい」といったマイナスのボディーランゲージとして相手に伝わってしまうので注意しましょう。 - 両手はテーブルの上に置き、指先は揃えて第一関節あたりで軽く重ねる
手首と肘の中間あたりをテーブルの縁に乗せると美しく見えます 。 - 顔を上げて、アゴの下にリンゴ一個分の空間を空けるようにする
- 一定のリズムで相手の顔を見ながら、ゆっくりとうなずく
差し支えのない範囲で、時折、少し微笑を交えてみると、相手の緊張感を解いてあげることもできますよ。
5.信頼感がアップする発言のコツ
話に説得力を持たせるためには、信頼感を持ってもらえる態度で、落ち着いてわかりやすく話すことが大切です。
話す内容については、ほとんどの方が事前によく吟味していると思いますが、実は話の内容がどんなに良くても、話す時の態度や話し方が悪ければ、聞き手の印象も悪くなってしまうのです。
大切なポイントは、話す時の姿勢やボディーランゲージ、話すスピードと言葉の聞き取りやすさを意識すること。特に、美しい姿勢を保って、話すスピードをコントロールすることがとても大切です。
- 姿勢と足元を整えて、背筋を伸ばして立つ、または座る
- 適宜、聞き手に視線を向け、複数に話す場合は左から右、右から左へゆっくりと視線を振りながら話す
- 普段の会話よりもゆっくりと、文章と文章の間に1秒ほどの間を置いて話すように意識する
- 語尾は伸ばさず、文章の間に「えー」「あのー」などの余分な言葉を入れない
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6.自然と女性らしい優しさを演出できる「書類の渡し方」
会議・打ち合わせの席や、オフィス内で頻繁に行われる書類の受け渡し。とてもよく行われるやりとりだけに、ほんのひと工夫するだけで、相手に好感を抱いてもらうことができるのです!
これからご紹介するテクニックは、とても女性らしく相手に優しさを感じさせるしぐさですので、特に男性の同僚や上司に効果的です。
もちろん書類の受け渡しだけでなく、ペンを渡したり、お土産を渡したり、飲み物を渡したり・・・と様々な場面で活用できるので、ぜひ職場で試してみてくださいね。
- 書類の手前の角を両手の指先で持つ
- 一旦、書類を自分の体側に少し引き寄せる
- 相手に胸元を向けて、笑顔で手渡す(両手で渡します)
おわりに: ほんの少しの心配りで、職場で愛される「感じの良い」女性に!
いかがでしたでしょうか? 自分も周りの人も気持ちよく働き続けるには、優秀さだけでなく、「感じの良さ」がとても大切。
キャリアを重ねてきて、責任ある立場になることも多い大人の女性だからこそ、仕事場でも周りの人を安心させられるような優しさを表現していけたら素敵ですね!
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